CAREER MODEL #01
1年目: コミュニケーション力を向上させた1年。
入社当時の僕は、特に「こうなりたい!」という夢もなく、これといった強みも持ち合わせていませんでした。真面目でもなければ不真面目でもない。かといって優等生というわけでもない……。実は、僕は人とコミュニケーションを取るのが少し苦手だったんです。お客様に対しても社員同士に対しても積極的にもなれず、どうしたらいいのだろうと漠然と悩んでいました。すると当時の店長が支援してくれて、僕に保険リーダーと店舗改善リーダーという役割を任命してくれたんです。仕事に責任感が生まれた僕は、与えられた業務を一生懸命にやるようにしました。また、そのとき上司に言われたのが「相手の目を見て話す」ということ。意識していくうちにだんだんとコミュニケーションにも自信を持つことができました。
3年目: 自分に自信がつき、後輩に指導も。
スローなスタートだった僕ですが、入社3年目にはなんと保険の獲得で全国1位になることができました。リーダーという役職が与えられたことで、打ち込むきっかけになったのだと思います。何かの分野で1位を獲りたいとずっと思っていたので、念願がかなって嬉しかったです。後輩に指導する際も、少し自信が持てたような気がします。
4年目: 実績に注力するあまり、お客様から叱責も。
さらに入社4年目には、販売の方の実績も全国で1位を獲得することができました。僕は入社当時、あまりにも消極的だったため、周りから「井川はすぐに辞めそう」と言われていたのを知っているのですが、こうして2つの分野で全国1位を獲ることができて、ようやくその言葉を見返すことができたと思いました。 また、僕は仕事をするうえで「まず自分ができていないと人にも教えられない」という考えでいるので、とにかく行動することを大切にしていたんです。しかし、それが裏目に出てしまう出来事がありました。 その翌年、対応を間違えてお客様から叱責を受けたことがありました。ろくに調べもせずに取り繕うような発言をしてしまい、お客様からの信頼を失ってしまったんです。 1位になったことで調子に乗っていた部分や、後輩に対するプライドもあったのだと思います。そのときは店長に対応していただくことでお客様も納得していただけましたが、自分自身がとても情けなく、実績のために不誠実なことは絶対にしないと心に誓いました。
9年目: 社内マニュアル「N-BOOK」を再編纂。
その後は、新潟や大阪などの店舗で店長を経験し、入社9年目で本部に異動になりました。現在は事業本部の部長として「N-BOOK」の再編纂に関わっています。「N-BOOK」とは、ネクステージの社内マニュアルのようなものです。サービス品質やお客様に対しての行動規範などが記載されており、新入社員研修にはもちろん、チーフや店長など管理者研修にも用いられるものです。 ネクステージは昨年から、自社のあるべき姿を見直しました。それに伴い、一人ひとりがとるべき行動を今一度社員に行き渡らせなくてはなりません。そういった意味では、ネクステージでは「現状維持」という考えではなく、「変化に柔軟な人」を求めています。これからのネクステージ・ブランドを、一緒に作り上げていきましょう。