CAREER MODEL #02
1年目: 兄の勧めで販売社員として入社。
僕がネクステージに入社したのは、すでにこの会社で働いていた兄からの勧めがきっかけでした。面接時から「君があの高村くんの弟さんか!」と言われるほど兄は成績が良く、入社する前から期待値が高まっていることは感じていました。 入社後は持ち前の向上心を発揮し、同期と比べてかなり販売実績を伸ばしました。ネクステージでは、新入社員それぞれにインストラクターがつくのですが、僕の指導をしてくれた有川さんという人が、とても素晴らしい方だったんです。販売社員としても、人間としてもいろいろなことを教えてくださいました。このままいけば新人賞も狙えるかも、と思っていましたが……考えが甘かった。全国にはまだまだ上がいることを知って、まさに「井の中の蛙」状態だった自分に、とても悔しい思いをしました。
2年目: 「売上=正義」の間違った考え方に気づく。
仕事にも慣れ始めてきた2年目。これまではわからないことがあったり、ミスをしてしまったりしても、先輩がフォローしてくれていましたが、これからは自分の責任は自分で取らなくてはなりません。インストラクターとして後輩に仕事を教えたり、他にさまざまな業務も任されたりしたことで、売上が少し伸び悩んでいました。 そんななか、当時在籍していた店舗の市川店長から顧客管理業務において指摘を受けることが増えました。正直、当時の自分は売上を立てて後輩にその姿を見せたい一心で、そのアドバイスを素直に聞き入れられる余裕はありませんでした。挙句には「ちゃんと売上を立てているのに、なんでそんなことを言われないといけないんですか!もう辞めてやる!」と上司に向かって激昂する始末……。今振り返ると本当に恥ずかしい限りです。 しかし、店長や先輩はそんな僕にやさしく諭してくださいました。売上を立てることはもちろん大切ですが、それだけじゃない。僕は人としてまだまだ未熟だったんです。
3年目: 周りのおかげで成長を実感。
そんな僕ですが、入社3年目には、四日市店のチーフに昇進しました。店長は、入社時にお世話になった有川さん。有川さんのようになりたくて頑張ってきたといっても過言ではなかったので、自分から昇進試験に立候補したんです。責任のある仕事を任され、日々の業務にさらに熱が入りました。 特に、顧客管理業務で困らなかったのは大きかったです。前年に市川さんにしっかり指導していただいたことが、自分の中に蓄積されていたからだと思います。売上を伸ばすことができたのも、チーフ業務を頑張れたのも、全て周りの人のおかげでした。この経験をいつかしっかり「恩返し」したい。そう思うようになりました。
4年目: 先輩に相談しながら、自分らしさを模索中。
チーフになってから半年後、入社4年目の4月には、念願の店長に就任できました。入社した時から、仕事で成果を出したいという思いが人一倍強かったので、とても嬉しかったです。現在は、店長としてどうあるべきか、どんな店舗づくりをしていこうか模索しながら、奮闘する毎日です。 長年僕の面倒を見てくれた有川さんや、厳しくも愛のある指導をしてくださった市川さんとは、頼れる先輩・上司として今でもやりとりをさせていただいています。こうした先輩たちがいてくれるおかげで、今の自分があるなと、本当に感謝してもしきれません。売上として数字で貢献することで、自分なりに恩返しをしていけたらと思います。