私が車業界に入社した理由は「車が好き」「車をさわることを仕事にしたい」という真っすぐな理由です。 車が大好きな6歳年上の兄がいて、彼の影響で私も大の車好きになりました。 ネクステージを選んだ理由は、家から近い場所に店舗があり、普段の生活でも馴染みのある会社だったんです。 迷うことなくエントリーして、無事に内定もいただけたのですが、実は私は整備無資格での入社でした。 同期の仲間は工業系の学校を卒業していたり、すでに整備士免許を持っていたり、確かな基本技術があったので、最初は焦りと少しの負い目も感じていましたね。 でも職場はとてもフランクな雰囲気で、「分からないことは何でも聞いてよ!」という気さくな先輩ばかり。一気に「ここに入社して良かった」と思えるようになりました。
兄はスポーツカーが好きで、よく一緒にいろいろとカスタムして楽しんでいました。 だから、好きなことを仕事にできて、本当に楽しいですね。 特に面白さを感じる点は、知らない車種にたくさん出会えて、さまざまな整備や修理に携われることです。店舗には多くのお客様が点検や故障でご来店されます。 例えば故障対応する場合、原因を突き止めることから始めるのですが、すぐに原因を発見できるとは限りません。 仮説を立てて調査して、違ったら仮説から立て直し。 難しさはありますが、自分が持つ知識をフル活用して車両に向き合い、原因を発見できたときの達成感は抜群ですね。 当社は全国規模でさまざまな事例を持っているため、自分一人の力ではなく、会社のノウハウを活かせる点も強みだと思います。
整備士として、日々お客様や車両と向き合うことで改めて気付いたことは、「整備士は整備をすることは当たり前。 プラスαでお客様の期待に応えることを真剣に考える姿勢が必要」という点です。 エンジン音の不調一つをとっても、整備士目線で「これが原因だろう」と決めつけるのではなく、お客様の意見をもとに細かいところまで目を配らせることが重要です。 もちろん専門知識やスキルを求められるのですが、最初から全てできる必要はなく、不慣れな作業は先輩がサポートしてくれます。 少しずつプラスαの部分に磨きをかけていくことができました。 当社へ入社して、整備や車両の知識を高められたことはもちろん、「お客様視点」というビジネススキルの面での成長も実感しています。
入社後、日々の業務と並行して整備資格の取得を目指しました。 1年間の実務経験を経て、2年目からは約半年にわたって講習を受講。 入社してから2年目が終わる頃に「整備士3級」を取得できました。仕事と資格取得の両立は大変な面もありましたが、会社が勉強できるようにサポートしてくれたので、ありがたかったです。 例えば講習を受けた翌日は、復習に時間を費やすために休みをもらえたり、試験に出やすいポイントを先輩が実践形式で教えてくれたりもしました。 次は整備士2級を目指していきたいですし、さらに役職としてのキャリアアップとしてチーフ昇進を目標に掲げています。 技術だけではなく、現場をまとめるスキルも身に付けながら、これまでフォローいてくれた分を周囲に恩返ししていきたいです。