私の配属先のAudi Approved Automobile 湘南は、アウディの認定中古車を幅広く取り扱っている店舗となります。 ネクステージは国産車から輸入車までさまざまな車種の取り扱いを経験できるので、「車の仕事に関わりたい」「車の知識を身に付けたい」という方にはぴったりの環境だと思います。 と言いながら、私は特に車に関する思い入れは“普通”です(笑)。 お客様と接する仕事として営業職や販売職がしたかったという想いがあり、その商材が偶然車だったんです。 私にとって車の主な用途は移動手段だったので、ほとんど知識がない状態での入社でした。 その分、入社後の研修や実践で身に付ける知識の吸収力は、同期の中でも群を抜いてすごかったと思います。知らないことを知れる楽しさもありました。
私が考えるこの仕事の面白さは、お客様が真剣になる瞬間に立ち会えることです。 車は高い買い物なので、「まずは話を聞きたい」という思いでご来店される方がほとんどです。 好きな車種や予算、ご要望などをお伺いしながら、最適な車を一緒に見つけていきます。 丁寧にヒアリングを重ねていくうちに、お客様が思い描く理想の一台にたどり着く瞬間があり、このタイミングでお客様の表情と声のトーンが変わります。 当社の手厚いサービスも合わせてご説明することで、お客様の熱はさらに高まり、私自身も熱くなれます。 お客様と接する仕事はこの世にたくさんありますが、人の心の動きを感じられる仕事は、当社ならではだと思いますね。
これまでネクステージで十数年勤務してきて、現在当社は大きな変革期を迎えていると感じます。 組織や従業員が大幅に拡大していく中で、サービスの一律化や従業員の意志統一に向けて、高度なマニュアルが急速に整備されつつあります。 当社はさまざまなブランドの店舗を全国に展開していますが、店舗によって質が異なってはいけません。また、限られた人だけが昇給・昇格の恩恵を受ける組織ではいけません。 全ての財産は人に属するのではなく組織に属されるもので、誰もが共有できるオープンなものであるべきです。車業界、中古車業界全体が変革を求められている今、ネクステージは業界のモデルケースになれる絶好のターニングポイントを迎えていると思います。
会社が大きく育っていくためには、人の成長は必要不可欠です。 当社では「人対人」にこだわり、対話型の人材育成に力を注いでいます。 正直な話を言えば、私が入社した十何年前は“根性論”で乗り切る風習も多少存在していました。 でも、現在はそんな非効率な育成手法はありません。 根性論を振りかざしたとことで、大雑把な人材を育ててしまうだけです。 店長と一般職で信頼関係を構築して、課題に対して丁寧にアドバイスをしていくことで、自分で考えて解決できるスキルを磨いていきます。 でも堅苦しいだけではなく、仕事終わりにちょっとお酒を楽しみながら、年齢や役職を超えて世間話で盛り上がるフランクな関係性もあります。 人を大切にする当社であれば、きっと納得しながら成長を目指していただけるはずです。